相続できる財産が「現金」だったら、誰もが喜ぶでしょう。

ところが、日本では、相続財産の大半が不動産です。

 

例えば、相続人が奥さんとお子さんが二人(長男・長女)いたとして・・・

遺言書で「長男には自宅を相続させる」と書いてあった場合でも揉めてしまうことがあります。

 

どういうことかというと、

 

▼長男の気持ちは・・・

既に結婚していて、県外に持ち家があって、子どももいる。(長女は独身で県内で賃貸マンションに住んでいる)

自宅を相続すると、ダブルで不動産を所有することになり、その維持費などの支払いが大変だ。

 

▼長女の気持ちは・・・

残された母親の面倒を自宅でみてもいいと思っていたのに、どうして自宅不動産を相続できなかったのか?

という複雑な気持ちになった。

 

もちろん、兄妹の仲が良くて、話合いでトラブルにならなければ一番いいのですが、

それは「偶然に上手くいった」ということになるかもしれません。

 

「欲しくないものを相続してしまった」 

それは親子の会話がなかったことが原因です。

 

きっかけは、待つものではなく、作るものです。あなたは子(親)とどれくらい喋りましたか?

 

ついつい大事なことを放置し、気が付いたら「親の危篤時に、そんな話をしてこなかった自分に気付く」という私のようになってしまうかもしれません。

実は、私にも「親と何も話してこなかった」という苦い経験があります。

 

相続が起こってしまうまでに、相続財産をどう渡せば良いかをよく考えてください。

その判断材料として、子供たちの生活環境・ライフプランも親子で確認してみましょう。

 

あなたの「頭の中にある考え」は、言葉や文章にしないと、あなた以外にはなかなか伝わりません。

これは相続する側も、相続される側にも言えるはずです。

 

まず、終活(終焉活動)の第一歩として

「エンディングノート」に取り掛かることが相続する側、される側にとっても良いでしょう。

そうするうちに、お互いの気持ちや考えがわかってくるはずです。

 

※ エンディングノート作成のサポートします>>>